ラム島 Ubunifu Lamu
ケニア・ラム島でニャンブラが運営するUbunifu Lamu。
子どもたちの未来を育む場として運営されているこの場所。
旅の中で1番心が動いたのが、この場だった。
世界遺産のラム島。
観光客が滞在する旧市街地やシェラというリゾート地は、美しいイスラム様式の家々が迷路のように立ち並ぶ。
まさに、物語の世界にタイムスリップしたかのような異国情緒漂う雰囲気が流れ、訪れる人々を魅了している。
一方、少し奥に入ると、牛糞や藁で作られた素朴な家が並ぶ小さな村々が点在して。
Ubunifu Lamuがあるのは、
観光地シェラから歩いて20分ほどの
Mararaniという小さな村。
(砂の道で歩きずらいし、迷子になる…笑)
はじまりは2020年。
コロナ禍で人々は仕事を失い、村人も大きな影響を受けた。
弱い立場にある子どもたちは、親が仕事や食べ物を探しに出かける中、一日中自分たちで自活しなければならない。
この状況を見て、安全な場所を必要とする村の子供たちを結び付けるために、コミュニティ学習センターの運営をスタート。
今では、音楽、アート、スポーツなどを学ぶ寺子屋のような施設になっている。
1番感動したのが、
彼らの描く絵のパワー。
純粋で、豊かで、自由で。
その空間にいるだけで、生きる力に包まれる。
色の三原色を学んだり、実際に絵を見に行く機会を作ったりと、子どもたちの好奇心や可能性を広げる取り組みをしているからこそ、彼らの能力が磨かれているのかもしれない。
教師でもあったニャンブラは、
子どもたちの可能性をとことん信じていて。
学校に行けない子たちも、どんな子たちにも平等に”学び”は必要で。
彼らや弱い立場にある人々の未来のために、
私たちができること。
“繋がり”をつくる。
まずは、知ってもらうこと。
アフリカアロマミストのパッケージ用に私が描いた太陽、月と星、木のイラスト。
なかなかしっくりこなかった最後の色付け。
(私が描いたものでHappyになれるかなぁと考えてまして…)
今回、彼らにお願いしました。
何よりも商品を手に取った人の心が元気になれるように。
Mararaniの子どもたちと日本が繋がるきっかけになれば。
想いはちゃんと届きパワーになると信じているから。
そして、アフリカアロマミストの売り上げの一部をこの施設に寄付していきます。
彼らが色付けしたイラスト原本。
この宝物のような絵を粗末に扱ってはいけないと、握りしめて砂の道を歩いたあの時。
言葉にすると安っぽくなるので、なかなか投稿できずに、20日以上経っていた。
アフリカアロマミストは8月中に完成予定です。
完成をお楽しみに。