テイラー/Naomi Gitwari [ナイロビ]

マサイシュカを使用したFURIRUバッグシリーズ。
イスラム帽を使用したSWAHILIバッグシリーズ。

MauWaの人気アイテムを手掛けてくれるのが、ナイロビに住む2児の母、Naomiです。

彼女との出会いのきっかけは、私のスワヒリ語の先生。
以前、靴のデザイナーをしていた彼女に、テイラーさんを探していると伝えたことが始まりでした。


今年の(2025年)3月のケニア訪問までは、zoomや携帯でのやり取り。オンライン上でものづくりをする事はとてもとても難しくて。

それでも、現地で作るからこそ価値がある。ここにこだわりたいという私の思いもあり、何度もやり取りをしながら第一弾が完成。

その後も改善をしながら、ようやく、今年の3月に彼女に直接会いにいきました。

「会うべくして会えた」これが最初の印象でした。
年齢も近く、同じく好きなこと夢を追いかけいる女性同士、お互いの考えや思いをシェアして。まさに、ガールズトークに終わりはない。
そして、私が彼女にお願いしたいと思うのは、何よりも、作ることが好きだから。

“アフリカだから”といわれない為にも、クオリティの改善は課題です。
そんな私の細かなパターンや色の指示・要望も嫌な顔をひとつも見せずに取り組んでくれる彼女。

「とてもやりがいがあるし、楽しいの。」

例えばこのデザインで作りたいけれど、縫えるミシンがない。そんなことがあっても、妥協せず、一緒に悩み知恵を絞ってくれる姿勢には感謝しかありません。

彼女のナイロビにある小さなアトリエには、お客様や子供たちがいつも出入りしていて。彼女の人懐こい人柄もあり、空間はとてもアットホームで、定期的にお客様が訪れます。

近くに住む娘ちゃんや娘のお友達はファッションにすごく興味があるようで、「私も作りたい!」と熱心に彼女の作業を見学しています。

制作はうまくいかないことも多く、やり直しもたくさんあります。ましてや、お手伝いさんはいれど、ほぼ彼女一人で手掛けてくれているバッグ制作。

もともと、モノを作ることが好きでこの仕事に付いた彼女。かつては、NGO団体等の洋裁学校で技術者指導に携わっていました。そんな中、もう一度”作る”をしたい。そんな想いから、小さな自分のアトリエを始めたそうです。

今後の目標は、製品を「生地」から作ること。偶然にも去年私が尋ねた手織り布ブランドで以前働いていた彼女。既成の布から作るのではなく、「生地」から作っていきたい。それが、ケニアでは廃れてしまっている伝統を少しでも甦らせることになるから。

まだまだ私たちの挑戦は始まったばかりですが、根気強く共に歩んでいきたいと思っています。

Naomi’s Products